別名 | 菖蒲城 舟形城 |
地方 | 中部(甲信越)地方 |
所在地 | 新潟県新発田市 |
旧国名 | 越後 |
天守 | 木造復元天守 |
築城時代 | 戦国時代 |
築城年 | 1598年 (慶長3年) |
築城者 | 溝口秀勝 |
城タイプ | 平城 |
備考 | 日本100名城 |
T字型屋根をもつ御三階櫓
越後の堀秀治(ほりひではる)の与力大名として、越後蒲原郡6万石を賜った溝口秀勝(みぞぐちひでかつ)が、新たに築城したのが新発田城です。
以後、明治に至るまで溝口氏累代の居城となる。
その構造は、本丸を二の丸、古丸が取り囲み、南に三の丸を突き出させている、輪郭式と梯郭式が合体した縄張となっています。
本丸の北西端には天守の代用となる三階櫓が構えられていました。
この三階櫓の三重目の屋根は、T字型に入母屋となる全国唯一の珍しい構造のもので、外壁は海鼠壁といた大変美しい櫓でした。
みどころ
- 本丸表門は二重の櫓門です。本丸鉄砲櫓台に移築されている旧二の丸隅櫓も国の重要文化財です。いずれも海鼠壁が美しいです。
- 2004年(平成16年)には御三階櫓と辰巳櫓が木造で復元されました。
- 城下には藩主下屋敷清水園や足軽長屋が残されています。
アクセス
住所 |
新潟県新発田市大手町6-4 |
アクセス |
・JR羽越本線「新発田駅」からバスで約5分、北西へ徒歩約20分 |
関連・参考
<関連サイト>施設案内 新発田城址公園|新潟県新発田市公式ホームページ
<参考文献>「徹底図解 日本の城」 著者/中井均 発行/新星出版社
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