別名 | 鶴山城 |
地方 | 中国地方 |
所在地 | 岡山県津山市 |
旧国名 | 美作 |
天守 | 残っていない |
築城時代 | 室町時代 |
築城年 | 1441年-1444年 (嘉吉年間) |
築城者 | 山名忠政 |
城タイプ | 平山城 |
備考 | 日本100名城 |
典型的な一二三段の石垣は規模壮大
森蘭丸(もりらんまる)の弟、森忠政(もりただまさ)が美作の太守として入国すると、院庄の古城を修築しようとしましたたが、突如工事は中止され、改めて鶴山に築城が開始されました。これが津山城です。森家は4代で断絶し、改易された後は松平氏が入城して明治にいたりました。
津山城は鶴山を3~4段の石垣によって雛壇のように造成して築かれています。このような構造を一二三段と呼び、平山城の理想像とされています。本丸の中央には五重五階地下一階で、外観は破風のない天守が明治までそびえていました。
みどころ
- 城跡は国史跡に指定されています。一二三段の壮大な石垣はほぼ完存しています。
- 本丸の備中櫓が2005年(平成17年)に木造で復元されました。
- 二の丸にあった四足門は中山神社に移築されています。
- 城下には武家屋敷の長屋門が残り、藩主の下屋敷であった衆楽園は国の名勝庭園に指定されています。
アクセス
住所 |
岡山県津山市山下135 |
アクセス |
・JR姫新線「津山駅」から徒歩10分 ・JR姫新線「津山駅」からバスで「観光センター前」下車 |
関連・参考
<関連サイト>津山城について _ 津山市公式サイト
<参考文献>「徹底図解 日本の城」 著者/中井均 発行/新星出版社
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