別名 | 霧ヶ城 |
地方 | 中部(東海)地方 |
所在地 | 岐阜県恵那市 |
旧国名 | 美濃 |
天守 | 建てられていない |
築城時代 | 鎌倉時代 |
築城年 | 1221年 (承久3年)以降 |
築城者 | 遠山景朝 |
城タイプ | 山城 |
備考 | 日本100名城 |
壮大な石垣の残る日本三大山城のひとつ
岩村城の創建は詳らかではありませんが、遠山頼景(とおやまよりかげ)が遠山荘を支配した永正年中にその居城として築かれていたと考えられています。戦国時代の城主・遠山景任(とおやまかげとう)の未亡人・おつやの方は織田信長(おだのぶなが)の叔母で、1573年(天正元年)、武田信玄(たけだしんげん)の攻撃に、その臣・秋山信友(あきやまのぶとも)と祝言を挙げ対処しました。
激怒した織田信長(おだのぶなが)は嫡男・織田信忠(おだのぶただ)に攻めさせ、おつやの方と秋山信友(あきやまのぶとも)は処刑されました。関ヶ原合戦後、松平家乗(まつだいらいえのり)によって近世城郭に改修されました。
標高717mの城山に石垣によって築かれた規模壮大な山城です。
みどころ
- 城跡には石垣がほぼ残されています。なかでも本丸北面に築かれた6段積みの石垣は必見の価値ありです。
- 西山麓には藩主邸が構えられており、1990年(平成2年)には太鼓櫓、表御門、平重門が復元されました。
- 城下の町人街であった本町、柳町地区は国の重要伝統的建造物群保 存地区に選定されています。
アクセス
住所 |
岐阜県恵那市岩村町字城山 |
アクセス |
・明知鉄道 岩村駅下車、岩村歴史資料館まで徒歩約20分(本丸まではさらに約20分) |
関連・参考
<関連サイト>岩村城跡 « 城下町ホットいわむら
<参考文献>「徹底図解 日本の城」 著者/中井均 発行/新星出版社
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