別名 | 懸川城 懸河城 雲霧城 松尾城 |
地方 | 中部(東海)地方 |
所在地 | 静岡県掛川市 |
旧国名 | 遠江 |
天守 | 木造復元天守 |
築城時代 | 戦国時代 |
築城年 | 1469年-1487年 (文明年間) |
築城者 | 朝比奈泰煕 |
城タイプ | 平山城 |
備考 | 日本100名城 |
山内一豊時代の天守を復元
掛川城は今川氏による遠江支配の拠点として重臣・朝比奈氏によって築かれました。
1560年(永禄3年)の桶狭間合戦で今川義元(いまがわよしもと)が討たれると嫡男・今川氏真(いまがわうじざね)は掛川城へ敗走すします。その後、掛川城は徳川家康(とくがわいえやす)の有する城となりますが、徳川家康(とくがわいえやす)の関東移封とともに山内一豊(やまうちかずとよ)が5万石で入城し、天守を築くなど、近世城郭へと大改修を行いました。
城は丘陵全体を利用して天守丸と本丸を配し、東山麓に二の丸、三の丸を構え、それらを囲い込むように内堀、十露盤堀、乾堀、松尾池が巡らされていました。
みどころ
- 1994年(平成6年)に高知城天守を模した天守が木造で復元されたほか、大手門も復元されています。
- 幕末に再建された二の丸御殿が現存しています。また本丸には三の丸から移築された太鼓櫓も残されています。
- 袋井市にある油山寺には玄関下門が移築されていおり、国の重要文化財に指定されています。
アクセス
住所 |
静岡県掛川市掛川1138-24 |
アクセス |
・JR東海道本線・東海道新幹線 掛川駅北口から北へ徒歩約7分 |
関連・参考
<関連サイト>掛川城|静岡県掛川市
<参考文献>「徹底図解 日本の城」 著者/中井均 発行/新星出版社
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