別名 | 芙蓉城 鷹取城 高取山城 |
地方 | 近畿地方 |
所在地 | 奈良県高市郡高取町 |
旧国名 | 大和 |
天守 | 残っていない |
築城時代 | 鎌倉時代 |
築城年 | 1332年 (元弘2年) |
築城者 | 越智邦澄 |
城タイプ | 山城 |
備考 | 日本100名城 |
文句なし。日本最大の山城
高取城は南北朝時代に護良親王(もりよししんのう)に呼応して挙兵した越智邦澄(おちくにずみ)によって築かれたと伝えられています。1585年(天正13年)に大和に入国した豊臣秀長(とよとみひでなが)は高取城に本多利朝(ほんだとりとも)を入れ置きました。この段階で近世城郭として大改修が施されたものと考えられます。江戸時代には植村家2万5千石の居城となります。
吉野山系の急峻な山頂に累々と構えられた石垣の上には三重三階の大天守をはじめ、三重、二重の櫓が27基も配されていました。また、山麓には藩主居館が設けられていました。
みどころ
- 城跡は国史跡。 天守台をはじめ本丸、二の丸、三の丸、家臣屋敷の石垣が残されています。
- 二の門の前面には山城では珍しい水堀が設けられています。
- 山麓の城下町には家老屋敷の長屋門や武家屋敷が数棟残されています。また、煙硝櫓が民家に、二の門が小嶋寺の山門として移築されています。
アクセス
住所 |
奈良県高市郡高取町高取 |
アクセス |
・近鉄吉野線「壺阪山」駅からバスで「壺阪寺前」下車徒歩約40分 |
関連・参考
<関連サイト>高取城 – 高取町観光ガイド
<参考文献>「徹底図解 日本の城」 著者/中井均 発行/新星出版社
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