別名 | 栃本城 根古屋城 牛ヶ城 |
地方 | 関東地方 |
所在地 | 栃木県佐野市 |
旧国名 | 下野 |
天守 | 建てられていない |
築城時代 | 戦国時代 |
築城年 | 1590年 (天正18年) |
築城者 | 佐野房綱 |
城タイプ | 山城 |
備考 | 続日本100名城 |
関東初の高石垣
唐沢山城は、藤原秀郷(ふじわらのひでさと)の築城と伝えられ、その流れをくむ佐野氏歴代の居城でした。
戦国時代には、上杉氏と後北条氏によって争奪戦が繰り返されました。
豊臣秀吉の小田原城攻めに参戦した佐野房綱(さのふさつな)は所領を安堵され、唐沢山城を近世城郭として改修を行いました。
唐沢山の山頂を階段状に削平して、堀切、竪堀を構える構造は戦国期のものですが、本丸、二の丸、南城に残る高石垣は佐野房綱(さのふさつな)によって築かれたもので、関東地方で最初に導入された高石垣です。
みどころ
- 城跡には1883年(明治16年)に藤原秀郷を祀る唐沢山神社が建てられています。
- 城内には車井戸、大炊の井戸と呼ばれる2つの井戸があり、大炊の井戸は現在でも水を湛えています。
- 南城の高石垣は、隅部では算木積みとなっています。
アクセス
住所 |
栃木県佐野市富士町1409 |
アクセス |
・東武佐野線・田沼駅から登山口まで徒歩40分、登山口から山頂まで徒歩30分 |
関連・参考
<関連サイト>唐沢山城の紹介/佐野市
<参考文献>「徹底図解 日本の城」 著者/中井均 発行/新星出版社
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