別名 | 馬場城 水府城 |
地方 | 関東地方 |
所在地 | 茨城県水戸市 |
旧国名 | 常陸 |
天守 | 建てられていない |
築城時代 | 戦国時代 |
築城年 | 1593年 (文禄2年) |
築城者 | 佐竹義宣 |
城タイプ | 平城 |
備考 | 日本100名城 |
二の丸に配された三重五階の御三階櫓
戦国時代の水戸城は江戸氏の居城でしたが、佐竹義宣(さたけよしのぶ)によって攻め落とされました。
佐竹義宣(さたけよしのぶ)は、常陸の中央に位置する水戸城を居城とするため、朝鮮出兵より帰国するとさっそく改修を行い、近世城郭として整備しました。
関ヶ原の合戦後、1609年(慶長14年)には徳川家康の11男・徳川頼房(とくがわよしふさ)が入城し、御三家・水戸徳川家の居城となります。
台地上に東二の丸、本丸、二の丸、三の丸が連郭に配置され、曲輪間は巨大な空堀によって切断されていました。
二の丸には御三階櫓がありましたが、空襲により焼失してしまいました。
みどころ
- 本丸には明治時代に城下へ払い下げられていた本丸表門の橋詰門が再移築され現存しています。
- 曲輪間の空堀はほぼ現存しています。中でも三の丸空堀は特に巨大です。
- 二の丸、本丸の枡形虎口には土塁が残されています。
- 三の丸には徳川斉昭によって設けられた藩校弘道館が残っています。
アクセス
住所 |
茨城県水戸市三の丸2-9-22 |
アクセス |
・JR常磐線水戸駅北口から徒歩約10分 |
関連・参考
<関連サイト>水戸城跡 « 水戸市の観光情報サイト「水戸旅」【公式】水戸観光コンベンション協会
<参考文献>「徹底図解 日本の城」 著者/中井均 発行/新星出版社
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