別名 | 河越城 初雁城 霧隠城 |
地方 | 関東地方 |
所在地 | 埼玉県川越市 |
旧国名 | 武蔵 |
天守 | 建てられていない |
築城時代 | 室町時代 |
築城年 | 1457年 (長禄元年) |
築城者 | 太田道真 太田道灌 |
城タイプ | 山城 |
備考 | 日本100名城 |
本丸御殿が残る土造りの近世城郭
川越城は関東管領・扇谷上杉氏の家宰・太田道真(おおたどうしん)・太田道灌(おおたどうかん)の父子により古河公方・足利成氏(あしかがしげうじ)に対抗するために築かれました。
1545年(天文14年)、城を巡って、北条氏康(ほうじょううじやす)と扇谷、山内上杉氏が戦った川越夜戦は有名です。
1639年(寛永16年)に城主となった松平信綱(まつだいらのぶつな)によって、新曲輪、田曲輪、外曲輪が増設され、近世城郭としての体裁が整えられました。
石垣を用いない土造りの城でしたが、本丸には天守に相当する富士見櫓が構えられ、西大手・南大手には丸馬出しが設けられました。
みどころ
- 城跡は市街地となり、富士見櫓台が残されているにすぎません。
- 本丸には幕末に再建された本丸御殿が残されています。
- 城下は小江戸と呼ばれ、蔵造りの街並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているほか、徳川家光誕生の間を移した喜多院や仙波東照宮などが見どころです。
アクセス
住所 |
埼玉県川越市郭町2-13-1 |
アクセス |
・東武東上線・JR川越線「川越駅東口」および西武新宿線「本川越駅」からバスで約10分、下車徒歩約5分 ・東武東上線・JR川越線「川越駅西口」及び西武新宿線「本川越駅」からバスで約15分 |
関連・参考
<関連サイト>川越城本丸御殿/川越市
<参考文献>「徹底図解 日本の城」 著者/中井均 発行/新星出版社
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